プロローグ
本日2月16日 日経平均株価はバブル時の最高値
38915円に後一歩と迫る38487円で取引を
終えました。
来週にも、日経平均株価史上最高値を更新する
のではないか?という歴史的瞬間に日本中が
固唾を飲んでいます。
その一方で30年以上前のバブル崩壊が
いつやってくるのか。現在投資している人は
「日経平均株価がどこまで上がるのか?」
戦々恐々としているのもまた事実です。
そこで特に日経平均株価に関連するETFや
日経平均株価に大きく連動する銘柄を
持っている人はどこで利確するべきか
参考になる情報を今回のブログ記事で
書きたいと思います。
現在の日経平均株価についての私感 Q&A
Q 日経平均株価絶好調です。
ヨーロッパやアメリカより株価が
伸びて一人勝ちですね?
え?この30年間 株価が全く
伸びてない先進国は日本だけだよ。
参考として下のグラフがあります。
(DAXとはドイツ株価指数)
Q ドイツやアメリカと違って
株価が全く成長してませんね・・・
でもここ最近に限れば、日経平均株価は
過熱気味では?
株価の過熱具合を判断する指標に
騰落レシオという指標があります。
日経平均株価はこの騰落レシオを
見ると全く過熱していないよ。
Q 日経平均株価は急ピッチで上がり
続けているのに、どうして騰落レシオは
過熱してないの?
上の図の 値上がり銘柄数と
値下がり銘柄数の所を
見てください。
この1週間は日経平均株価が
上がっても、値下がり銘柄の
方が多い日も散見されます。
Q 日経平均株価が上がってるのに
値下がり銘柄の方が多いなんて奇妙です。
どうしてこのようなことになってるの?
特定の日経225構成銘柄だけが
上がっていることもざらに
あるからです。下の図の
前日2月15日のマーケット
一覧図がわかりやすいです。
これらを踏まえ 日経平均株価はいつ利確するべき?
今現在の日経平均株価については
海外投資家が日経寄与度が高い
一部の銘柄(ex ファーストリテイリング)を
買いあさって、日経平均株価を吊り上げている
構図が支配的です。
個人は年初来は売り越しでしたが
現在の日経平均株価が押し目で
買っていけば上がる状況が連日
続いているため、新NISA参入組を
中心に個人の押し目買いも活発に
なりつつあります。
好調の日経平均、新NISAで活況予想した
海外投資家がけん引…日本株より海外株の
投資信託が人気 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
とすればこの条件が大きく崩れたときが
利確のタイミングとしていいかもしれません。
具体的に挙げると・・・
・日経平均株価が1日で1000円前後
暴落した日をバブル崩壊のタイミングとして
利確するのが一考です。
下の図は89年のバブル崩壊から現在までの
株価の推移です。
一旦バブルが崩壊すると、数か月で株価が
半分くらいにまで暴落しています。
そういった視点で見ると、バブル崩壊直後に
1日に1000円前後日経平均株価が暴落しても
バブル崩壊以降のチャートで見ると
35000円~37000円は暴落が加速する前の
早いタイミングで利確で来たと言えます。
また暴落する前に利確するのであれば
先に紹介したマーケット別値上がり表示で
東証プライム以外のグロース市場にまで
資金が流入し、グロース株にもバブルが
波及する兆候が1週間くらい見られたら
少し早いかもしれませんが利確すると
いいかもしれません。
(先に紹介した「マーケット別値上がり表示」
はこちら下の図)
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