【為替】米国株で必要な円転・ドル転とは?【初心者向け】

日本株・米国株

今回は米国株の売買に必要な円をドルに換える(ドル転)と
ドルを円に換える(円転)
の基本的な考え方を自身の体験談から
記事にしようと思います。
(すでに米国株を何年も取引されている方には当然知っている内容
 になっています)

ドル円為替レートとは?

まずは証券口座にある日本円を為替取引でドルに換えます。
ただし今のような1ドル150円の円安に大きく傾いているときは
円をドルに換えた場合、1ドル100円の為替レートでドルに換えるより
ドル資産の額が目減りするのでおススメできません。

例 1ドル100円で150万円をドルに換えた場合15000ドル
1ドル150円で150万円をドルに換えた場合10000ドル

円転・ドル転の実用的な使い分け

ではここから為替取引で手にしたドル預金をどうやって
円転したのか自身の体験談を書きます。
まず私は2年前の2021年の10月に1ドル115円の為替レートで
円をドルに換えて(ドル転)米国株の取引を始めました。

そこから半年ほど経過した2022年の2月下旬にロシアのウクライナ侵攻が
勃発しました。

この当時日本株・米国株は過去のアフガン・イラク戦争の
前例から、遠くの有事は安定資産の円高に振れる傾向があると予想されていました。
ところが米国が高インフレを退治するために利上げを行うタイミングで
原油価格が高騰したことから、米国のインフレが深刻化すると市場が判断

長期金利が上昇・急ピッチの円安となりました。このときちょうど運よく
手持ちの米国株を利確していて、ドル資産が証券口座にあったため
1ドル142円の為替レートでドルを円に換えて(円転)為替取引で売却しました。

1ドル115円で手に入れたドルを1ドル142円で円に換えることで
円をドルに換える前より莫大な日本円を手に入れることが出来ました。

補足

もし為替レートが直近から大きく円安に振れたタイミングで米国株を
利確していない場合は、まだ米国株が上がるかもと思ってもある程度の
含み益で利確してドルを円に換えるのも一考です。
ただし数百万円以上の規模でドルを円に換える場合は為替差益が
雑所得として発生するため、差益金額によっては税務署から税金を
取られるケースがあります



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