【リセッション】TMF 買い時かもしれない3つの理由【QTが機能しない?】

日本株・米国株

プロローグ

2024年の年初来以降TMFの株価は
50ドル台前半で停滞していましたが
ここにきてTMFの株価が今後上向きに
発射しそうな兆候が諸々確認されつつ
あります。

その辺の部分について、TMFが今後
上がりそうな材料を整理します。

①ゴールドの動き

②経済指標について

③BTFP・リバースレポについて

をこれから詳しく解説していきます。

TMFに追い風の3つの状況

Q ここ数日でドル円が150円台前半だったのが
147円台まで急落しています。
これは日銀会合でのゼロ金利解除観測による
一時的なものでしょうか?

直近1か月でゴールドが高騰
しています。逆業績相場の到来が
近い状況では、ドル安の方向に

為替が動く前に先行指標として
ゴールドが上がる傾向があります。


Q 確かドル安だと・・

米長期金利は下がるトレンドに
なるので、TMFにとって
追い風となります。

Q 経済指標の方はどうですか?

雇用以外の経済指標で景気減速を
示すデータが見受けられますが
3月に入ってからは以前のような
「bad news is good news」
という形で株高に反応せず
下落する動きが見られます。
これは逆業績相場に移行する

合図である可能性があります。

Q 来週注目しておきたい情報は
何かありますか?

※BTFP 2023年3月にシリコンバレー
バンクの破綻があった頃、アメリカの
金融機関がシリコンバレーバンクの
ように現金不足に陥らないように
することを目的としてはじまったFRBから
銀行にお金を貸し出す制度のこと。
(金融機関が破綻を防ぐための救済策)

BTFPが3月11日で打ち切ることが
決定しました。これによって
金融機関の連鎖破綻が起こる
可能性が危惧されています。


Q 金融機関の連鎖破綻を避けるためにBTFPを
もう一度つなぎ措置として復活させるのでは?

年内に粛々と利下げをするために
QTに逆行する動きはとりづらいと
思います。去年のように迅速に
対応してクレディスミスの破綻
までで食い止めたような早い決断が
出来ない可能性もありえます。

Q 2022年からQTを行っているのに
米国の景気が強いままですね・・

BTFPと併せてリバースレポを
市場に放出しています。そのため
QT中なのに、市場に出回るお金の
量が以前とあまり変わらないという
奇妙な状態になっています。

下図がリバースレポの放出額のグラフ。
これが今年の5月に枯渇するため
QTの効果が経済に表れやすくなると
言われている。
(そうなると そのままリセッションを
迎えるかQTを緩めるかの選択が迫られるが
どちらにしてもTMFの株価には有利)

Q BTFPのところでFRBは年内にしっかり
利下げをしたいとありますが・・
金融機関の救済が遅れても、年内に
インフレを抑えたい事情は?

今年は大統領選です。
そのため金融機関救済に
資金を注入してインフレを
再発させると、今年中の
利下げ・インフレ退治が
絶望的になるからです。

またTMFについては

【米国株初心者向け】TMF 買い場到来か!?(前編)
【2024年利下げ】 | 阪神ファンのFIREブログ (yukuri-fire.com)

【米国株初心者向け】TMF 買い場到来か!?(後編)
【2024年利下げ】 | 阪神ファンのFIREブログ (yukuri-fire.com)

の過去記事があります。

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